モダン焼き・たこ焼き
たこ焼き酒場
ふるちゃん
東京都台東区浅草1-24-7
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風薫る五月の浅草は心地よいネ!
雨が上がったばかりの浅草・浅草寺は着物姿の外人さんも多く僕らの方がおノボリさんな感じだった。
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浅草寺を抜け伝法院通りを歩き、新仲見世のアーケード商店街を進むと目指すたこ焼屋さんに到着だ。振り返ると新仲見世の向こうに東京スカイツリーの凜とした姿が現れた。この日の浅草は梅雨明けのような蒸し暑さでTシャツ姿で歩く人も多かった。
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おぉ、テントのイラストも素晴らしいネ!
今回お邪魔したのは、浅草寺から歩いて5分弱の場所に店を構える「たこ焼き モダン焼き ふるちゃん」だ。一階は入り口にテイクアウト用の窓口が有り、店内は細長いカウンター席になっている。看板にたこ焼き酒場と銘打っているだけあって、二階にテーブル席も有るんです。
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たこ焼きの種類は、プレーンのぼうず、定番のソース味、しょうゆ味、塩味、ネギポンズ、そして明石焼き風で出汁につけて戴くわんこだこの6種類。それぞれ、6個と8個が選べます。
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雨上がりの浅草は、外席でカンパ~イ!
店内のカウンター席も空いていましたが、外の風が心地よいので、僕らは外テーブルへ。汗をかいた身体に冷たいレモンサワーは最高だ! この日はご主人一人のワンオペだったのに大勢で押し掛けてスイマセンでした。
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お酒は生ビールのほか、数種類のハイボール、レモンサワー、抹茶ハイなどの焼酎割り、ホッピーも用意されています。もちろん本格焼酎に日本酒、ワインなども有るのでタコパにも最適なお店ですヨ!
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ご主人、黙々と焼き台と向き合ってます!
我々のお酒を一人で用意した後は、たこ焼き作りに集中しています。僕らのほかにもテイクアウトの注文が多く、休む暇も無いご様子!32個焼けるたこ焼き台が4つ並んでますが、すぐにいっぱいになってしまうとか! 「ふるちゃん」は2023年の7月にこの地にオープンしましたが、大阪の境出身のご主人は我流で自慢のたこ焼きを開発したそうです。蛸は本場・明石産を使用し、粉も北海道産の小麦だそう、サスガです。
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さぁ、お待ちかねのたこ焼きが完成です。こちらは、ぼうず(プレーン)味ですが、生地にしっかりと出汁の旨みが効いていて、感動する美味さでした。紅ショウガの代わりにガリが添えてあるのも良いアクセントです!
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こちらは、定番のソース味!
ご主人曰く、1番人気はソース、2番人気は塩たこ焼きとのことでした。熱々ハフハフで、とても一口では食べられません。それぞれのたこ焼きには、100円でトッピングを付けられます。ネギぶっかけ、明太マヨネーズ、ダブルチーズ、からしマヨネーズの4種類、全部100円というのも嬉しい限りですネ!
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明石のタコは味も濃くて、ジューシーで、何と言っても食感がスバラシイんです。此処のたこ焼きは出汁、粉、蛸が三位一体となって、本当に美味しいナァ。これこそ病みつく美味さと言うのかな?
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こちらは、豚肉を卵で巻いたとんぺい焼き!このとんぺい焼きをはじめ一品料理も豊富で、明石ダコのネギ和えや鳥皮ポンズ、たこバター炒め、ホルモン炒めなど酒に合うものが取り揃えてますネ。
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こちらが店オススメのモダン焼き!
店名にも記されているように此処はたこ焼きとモダン焼きが自慢なんです。モダン焼きは豚と牛から選べて、麺半玉(XS)から麺2玉(L)まで4種類。もちろん焼きそばもソース味、塩味が用意されています。ガッツリ食べたい方には肉ダブルや肉トリプルなんてのも出来るんだとか!若者には嬉しいネ。
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優しいご主人に心も弾みました!!
テイクアウトの注文も一段落し、ご主人が出てきてくれました。こちらは場所柄、外国人のお客さんが多いらしく、通常時は50%くらいが観光客で土日になると多い時は70%が外国人だそうです。韓国からのお客さんも多いけれど、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどいろんなところから来てるらしく「英語も上手くなっちゃて、ちゃんと喋れるよ!」なんて笑って答えてくれたのが、嬉しかったナァ。
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外のテントにも描かれていた蛸の絵は浮世絵のようで素晴らしかったネ。この図案は知り合いの画家が描いてくれたそうですが、一度見たら忘れないインパクトが有るし、祭り半纏の背中に描かれていたら最高だろうナ。ご主人、美味しいたこ焼きとモダン焼き、ご馳走様でした!すっかり昼の酒に酔ってしまったようです。