港区白金6-19-10ザ・シティ白金
03-3441-1436
東京のお好み焼きの繁栄の歴史はここから始まった、といっても嘘じゃない。應田オーナーが白金プラチナ通りの地下の店を始めてもう31年も経ったのか。開店当初からたこやきはメニューにあったらしいが、ボクは知らなかった。で、本日取材してあらためてびっくりしたことを報告したい。写真のごとく、とにかくでかい。この大きさには訳がある。ここのたこやきはたかがたこやきではない。立派な一品料理に仕上げられている。つまり、下ごしらえがしっかりとなされているってことだ。
選別された小麦粉にかつお出汁、この店で煮るピリ辛こんにゃくに青のりも入れてわざわざつくる揚げ玉、九条ネギ、紅生姜、そして真打ち!大きなぶつ切りの蛸が加わる。これくらい大きくないと蛸の味がしないから、とはオーナーの弁。すごいね。上質なフレッシュな油を引き、パッパッパと焼く、回す。さっさっさと優しく手際よく仕上げるのは開店時からパートナーを務める伊知地シェフだ。大人がお酒の朋として味わえるたこやきの出来上がり。子どものおやつじゃないちゃんとした料理のたこやきをつくろう!應田オーナー、渾身の一品。