たこ焼きBAL 風風蛸
東京都新宿区新宿5丁目18-6
Dナインビルディング2F
※コロナ感染防止対策をした上で取材しています。
新宿・花園神社から四季の路を抜けて小さな飲み屋が軒を連ねるゴールデン街へと歩いてきました。
この辺りは歌舞伎町の絢爛さとは打って変わって、客引きなどは見当たりません。古い小学校を再利用した吉本興業の本社ビルの目の前には話題の天然温泉「テルマー湯」がありますネ。
テルマー湯を背にした雑居ビルの2階に目指すたこ焼BAL「風風蛸」があるんです。
細い階段を上がって黒い扉を開くと、思った通りのスナックをそのまま生かした小体のカウンターのみのたこ焼酒場でした。
基本的には18:00からの開店で、コロナ前は朝5時まで営業していたそうですが、今は午前1時ぐらいに終わるようです。
たこ焼は1種類のみですが、店内に置いてあるたくさんのソースや調味料、スパイスを自分好みにかけて味わうことが出来ます。
オリジナルのブレンドソースをはじめ、南オーストラリア産の塩、土佐しょうゆ、特製ポンズなどもありました。
店主の久米さんは、このお店を開いて9年目だそうです。秋田出身ですが、関西風のたこ焼が好きで、たこ焼で酒を楽しめる酒場を始めました。
小さな店なので、馴染みのご常連さんが次々と久米さんに会いにやってきます。彼の誕生日になるとお店に入りきれないほどのお客さんで深夜まで賑わうとお聞きしました。カウンターの中で鉄板と向き合う姿にいなせな男を感じました!
たこ焼きBALというだけあって、酒のメニューも豊富ですネ。テキーラやイエガーなんかが有るところもゴールデン街の脇らしいなぁ。
たこ焼を待つ間、口が淋しくならないように日替わりの一品も用意しています。ご常連さんはつまみで酒を楽しんでいました。
迷いに迷ってサワーに決定!シークァーサーサワーを戴きながら、自慢のたこ焼が焼き上がるのを待ちます。
肝心のたこ焼は、生地にあまり油を入れておらず、外側は香ばしく焼かれていました。
そのまま何もつけなくても美味しいのですが、一個ずつ違うソースにトライするのも楽しいですヨ。
久米さんが「ぜひ食べてみて!」と勧められたのは、山椒&マヨネーズでした。マヨネーズをかけて、その上から実山椒をミルでガリガリとふりかけるんです。
挽きたては、本当に香りが立ちますネ!この実山椒は毎年、久米さん自身が山梨まで取りに行くんだそうです。店のこだわりが感じられます。
カリっとしたたこ焼きを一口噛むと、中は思った以上にフワフワでした。
中に入っているタコも大きいです。割ったところに特製ポンズをかけても美味しいですヨ!
カウンターの前に置かれていたソースが気になりました。常連さんが持ってきてくれたという「どろ」は神戸のオリバーソースが造る濃熟旨辛のソースで、関西人に圧倒的に支持されているんだそうです。
濃厚で、果実や野菜の旨味がギュッと凝縮されていて、病みつく旨さでした。ぜひ、皆さんもどろソースを試してみてください!
テルマー湯のサウナでじっくりと汗をかいた後のたこ焼&酒のなんとウマいことか!ペロリと2皿も平らげてしまいました。此処は9割9分が馴染みの常連さんですが、ふらりと立ち寄っても久米さんが暖かく迎えてくれます。
小さなお店ながらテイクアウトもデリバリーも出来るので、ぜひ足を運んでくださいネ!サ活の後にもオススメします!
たこ焼きBAL 風風蛸
東京都新宿区新宿5丁目18-6
Dナインビルディング2F
※コロナ感染防止対策をした上で取材しています。