たこ焼き&明石焼きBAR
もうこはん
東京都新宿区歌舞伎町2丁目23-7
※コロナ感染防止対策をした上で取材しています。
海外からの旅行客が来たら、この街が一番ヒップな場所じゃなかろうか?若いコからオッサンまで人・人・人で溢れかえっている。キャバクラの客引き兄さんの声を振り切って、ひたすら美味いたこ焼きを探して新宿の繁華街を彷徨った。
新宿区役所通りを歩き、風林会館の脇の路地を入ったところにスナックやバーがひしめく古びたソシアルビルが在る。ほーッ、地下1階から地上3階まで18軒ものバーやスナックが入居しているんだネ。
どの店も怪しい気配が漂っているが、その中に「たこ焼き&明石焼きBAR もうこはん」はあります。
ビルの1階へ入ると手前から二つ目に「もうこはん」のネオンが輝いていました。18時ぐらいから営業開始みたいです。 中がまったく見えないドアは、一見さんにはツラいかもしれません。でも、勇気を出してドアノブを回すととてもアットホームな雰囲気のたこ焼きバーでした。
定番のたこ焼きは、7個で600円。実に潔いシンプルな一種類!大阪庶民に愛されている一口サイズの小ぶりなたこ焼きは、中に大きなタコが入っています。「蛸は大きく、生地は小さく!」が、大阪出身のオーナーのモットーだそう。
関西で馴染み深い明石焼きは、8個で1,000円。こちらは、あったかい出汁に浸して食べる卵の効いたたこ焼きです。他にもつまみや食事メニューが揃っています。
たこ焼きBARというだけあって、お酒のメニューも充実しています。場所柄かヴーヴ・クリコのシャンパンなども有るんですネ! たこ焼きが焼き上がる間、ジャスミンハイで待つことにします。
たこ焼きのお店とは思えないほど、シャレたおつまみプレートが出てきました。これなら、チャージ800円も納得!ジャスミンハイも美味しすぎて、たこ焼きが来る前にお代わりするほどでした。
オリジナルのソースにマヨネーズと青のり!実に丁寧に作られていて目にも美しいですネ。リクエストすれば、ネギ、チーズ、たくあんをそれぞれ100円でトッピングが出来ますよ。ふわふわ、トロトロで生地も出汁が効いてます。小ぶりのサイズだから何個でもいけそうです。
この日カウンター内に立っていたのは、役者の倉地さん。本業の合間を縫って数名の仲間たちが交代で店を手伝っているそうです。スタッフ全員がオーナーからたこ焼きの焼き方をマスターしているから、いつでも自慢の味を楽しめるんです。この店はオープンして6、7年目になると伺いました。
オーナーの島津健太郎さんは 大阪市出身の俳優で、大河ドラマを始め数々のテレビドラマや映画など幅広く活躍しています。最近では映画「シン・ゴジラ」、「孤狼の血」、そして「シン・ウルトラマン」にも出演しているんですネ!
俳優の仕事の合間を縫ってこのお店にも出ていると聞きました。次回は是非お会いして、たこ焼き談義に花を咲かせたいものです。
たこ焼き&明石焼きBAR
もうこはん
東京都新宿区歌舞伎町2丁目23-7
※コロナ感染防止対策をした上で取材しています。