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岡山市北区福崎 吉備線(モモタロウ線)足守駅の目の前
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ぽつんと無人駅前に!
岡山の吉備線、通称桃太郎線の 足守駅の前にあった、ヘンテコなたこやき屋さん、 「たこやき つぐ」。 ほんと偶然に見つけました。桜の季節に 吉備路巡りしていたら出くわしました。 ちょうど小腹がすいたところだった。 注文すると、今から焼くので20分待てと言われ、 まあ暇だったのでのんびり待ちました。 ちなみに吉備線は単線で全駅無人駅。 待っている間電車は来ず。 ほぼ1時間に1本ですね。
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ブツブツ、愚痴を言いながら それでも仕事好きなオヤジだった。
駅前なので、電車の乗降客がお客さんと思いきや、 車で買いに来る人が大半だって。 電車は商売の邪魔だと、意味不明な文句言ってました。 ど田舎なのに地元客はほとんどいなくて ほとんどのお客は予約してくるまでやってくるらしい。 タコが値上がりして商売が成り立たないと嘆き、 今ならこんな商売絶対してない、 コロナでお客も激減、と愚痴のオンパレードで 半ばジョークも入って楽しませてくれた。 ふんふんと聞いてるうちにあっという間に20分は過ぎていった。
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明石風、熱々激ウマだった。
持ち帰り専門店だけど店先でちょっと立ち食いしたら、 これがうまい、うまい、でビックリ。 大ぶりの、ふんわり柔らかめをソースでいただきましたが 驚きましたねえ、伊達に20年やってられたわけではありませぬ。 同じ時期に始めた他のたこやき店は2~3年でやめたそうです。 こちら味できっと評判なんですよ。 メニューもソースも3種類以上ありました。
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ずっと値段変えてない、心意気。
文句は言いながら、心意気は軒昂だった。 材料費があがろうが、コロナが来ようが、 補助金などもらわなくても ずっと同じプライスでやっていると。 タコも卵もたっぷり使って ずっと同じ味だと。 (材料費は10年前の2倍になってるそうな) 古い古いほんとに古いもう手に入らないだろうね、 懐かしきたこやきの鉄板で手抜きなしで一心不乱に焼くその姿を ずっと見ていました。
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オヤジさんにエールを送りたい。
もう20年やったんだから、今更辞めないでくれ! と、エールを送ります。 今度また吉備路、足守あたりに来たら絶対きます。 いっぱい注文します、20分でも30分でも待ちます。 何年後になるか分からないけど絶対やめないで欲しいです。
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吉備路は日本の故郷です。
今は岡山市に合併されましたが、 もとは吉備郡の備中高松といわれてました。 広々とした吉備平野に大きな古墳が2つもあり、 大和朝廷と戦って破れていなければ ここが都になっていたかもしれない。 足守川が流れ、白鷺が飛び、春は桜、夏は蛍、秋は紅葉、 全国から移住者が増えているのも納得。