ねぎぼーず 亀有
東京都葛飾区亀有2丁目54-12
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JR東日本の常磐線に乗って亀有駅にやって来ました。夕暮れ時なので、駅前は人で溢れてましたネ。
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おぉ!昭和にワープした様な佇まい!!
亀有駅南口からゆうろーど商店街を抜けて修徳高等学校方面へと歩き進めると8分ほどで、住宅街へ出る。そこにひっそりと佇んでいるのが、たこ焼屋さんの「たこぼーず」だ。個人住宅の一角を改装しており、店内でも食べられるカウンター席が設けられています。
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特にちゃんとした暖簾は出ておらず、赤い提灯に「たこ焼」の文字が目立っています。祥雲寺と言うお寺の真正面に在るのだが、結構地元の方々に愛されているたこ焼屋さんだそうだ。
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えっ!たこ焼 6個150円⁉️
窓に張られた品書きを見てびっくり!たこ焼6個150円、12個250円、そして30個だと550円という安さ。1個18円ぐらいの換算だ。これなら学校帰りの子供達にも嬉しいはずだ。と思いきや、校則で、帰り道の買い食いはダメなんだそう。残念だなぁ。
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お姉さんが一人で黙々と焼いている!
此処はエプロン姿がよく似合うお姉さんが一人で切り盛りをしている。元々、関西の出身らしく平成元年に友人の自宅の軒先を改装して営業を始めたと伺った。
夏場はかき氷(150円)も提供しており、大人気らしいが今年はもう終了したとのこと。 -
たこ焼きは15個焼きの台が5個並んでおり、お持ち帰り客のためにずっと焼いています。こちらのたこ焼は少々小ぶりなので、ちょっとしたおやつに最適なサイズです。
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さて、12個が焼き上がりました。ソース味に青のりとかつお節がたっぷりとかかってるヨ。懐かしいラムネも1本110円と良心的だネ。秋風が心地よいので、店内ではなく外のベンチで戴きました。こちらのソースは、おたふくソースの中濃と普通を合わせて使っていると伺いました。流石です!
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このサイズ感がおやつに最高!
焼きたてでアツアツなので、そっと口に運びます。おぉ、外側はカリッとしていますが、中はふんわりクリーミーな味わいだ。生地には小麦粉と卵の他に山芋、イカ天の天かす、エビが入っていると伺いましたが、相当こだわってますネ。小さいけれど蛸の存在感もバッチリでした。
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んっ?ねぎぼうずってなんだろう?
ベーシックなソース味を堪能したので、お次は何にしよう。カレー味、キムチ味、チーズ味、しょうが味っていうのが15個450円と書いてある。
悩んでいるとお姉さんが「ねぎぼうず」がオススメですよと教えてくれました。こちらはしょうゆ味だそう。と言うわけで「ねぎぼうず」を注文しました。 -
さぁ、こちらがお待ちかねの「ねぎぼうず」です。15個のアツアツたこ焼の上にたっぷりの青ネギとマヨネーズがかかってます。しょうゆ味とマヨネーズってこんなにも相性が良いんですネ、驚きです!
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これは美味い!ペロリと15個いけそうだ。
刻んだ青ネギが本当に良いアクセントになっていました。こってりとしたゾース味と違って、さっぱりしたしょうゆ味は病み付きますネ。
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いやぁ、ペロッと食べてしまいました。このお店は間違いなく亀有の文化遺産ですネ。たこ焼の他にも関西名物の駄菓子「たこせん」も有るとのことでした。あのパリパリのえびせんに挟まれたたこ焼も美味しいんですヨ。
次回は近所で缶チューハイを買ってきて、たこせん片手に亀有の街を散策してみよう。 -
すっかり陽も暮れて、ゆうろーどの街灯にも明かりが灯った。秋の虫の音を聞きながら帰るとしよう。