スカイツリーがそびえ立つ押上から４駅、千円でベロベロになるまで酔える酒場の聖地、立石駅にやって来ました！

踏切の先は、先日から始まった駅前再開発の工事の現場が見えますね。この辺り一帯は、安くて良心的な酒場が軒を連ねていた「呑んべい横丁」なども有りましたが、駅の高架化による一大工事のため、そのほとんどが姿を消しました。

一方、踏切の反対側の南口はまだ商店街が残っています。アーケードが続く商店街では、地元の方々に愛され続けているお惣菜さんやおでん種屋さんなど沢山のお店が軒を連ねています。

この日も大行列の「もつ焼き　宇ち多゛」さんは、京成立石を代表する美味くて安いもつ焼きの名店です。いつも行列が出来ており、１時間待ちは当たり前なんですヨ。
でも、今日のお目当ては、この商店街の先に有るんです。

南口の立石駅通り商店街から数分の路地に佇むのが、「たこ焼　大ちゃん」だ。「たこ焼」の赤提灯が２つにスタンド看板、そして真っ赤なテントが目を引きますね。

「道頓堀名物」と記されている通り、此処のご主人は本場大阪のたこ焼きの味を提供しています。学生さんやサラリーマンの方々が、次々とやって来て、テイクアウトしていくんですね。なるほど、隣の公園のベンチで食べていく方が多いんだナ。

並んだ６×３個の焼台で、黙々とたこ焼を焼いていますね。此処のたこ焼はとっても大きいんです。１パック８個入りで500円！（税込）しかも十分満足するボリュームだね。今回はベーシックなたこ焼ソースをお願いしました。おや、３パック買うと100円安い1,400円なんだ。どうりで、みんなまとめ買いして持ち帰りするんだネ。

熱々のたこ焼の上で、かつお節が踊っています。焼きたて熱々の上に一個が大きいので、とても一口では食べられません。
フハフハしながら口に入れるとダシの効いた香ばしいたこ焼の中から、これまたデッカい蛸が現れました。歯ごたえも十分で、蛸の旨味が口いっぱいに広がります。ふんわりとした生地は本場大阪の味なんですネ！

こちらのたこ焼は、ベーシックなたこ焼きソースの他に、こってりしたマヨネーズソース味と香ばしくさっぱりした味わいのしょう油ソースが有ります。でも、ご主人曰く、一番のオススメは塩こしょう味なんだとか。なるほど、それは酒のアテにも良さそうですネ。
よし！次回は近くのコンビニで缶ビールを買って、隣の公園でオススメの塩こしょう味を楽しむとしよう。ご馳走様でした。