たこ焼 笛吹
東京都大田区上池台2丁目31-2 清泉ハウス101
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五反田から池上線に乗って6駅目の洗足池にやって来ました。この電車は3両編成でとってもローカル感を味わえますよ。
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おっ、改札の目の前に洗足池!
改札を出てすぐの信号を渡ると、スグそこに洗足池のボート乗り場があるんですネ。
この洗足池公園は、春は満開の桜を愛でることが出来て、秋は紅葉、そして冬には渡り鳥が数多く飛来してきます。 -
公園散歩を終えて再び駅方面へ。
駅の脇の道を進み、最初の角を左へと曲がります。駅から歩いて1分ぐらいでしょうか、ほんとスグ!なんですね。 -
すっかりハロウィーン!!
可愛いかぼちゃオバケの提灯が飾られたお店が、目指すたこ焼屋さん「笛吹」です。
入口脇にテラス席も有り、秋の虫の音色を聴きながらのたこ焼タイムも良さそうだナァ。 -
このお店を営むのは優しい笑顔が取り柄の伊郷俊行さん。10年前までは渋谷区の恵比寿で経営していたそうですが、その同じ年2013年の7月にこの地に移転して新装開店したと伺いました。
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お酒が有るのもウレシイですね!
缶ビールや焼酎ウーロン茶割り、日本酒は400円です。他にも黒霧島が330円、バーボンウィスキーもジム・ビームが380円なんですよ。炭酸水も1本80円なので、ハイボールも飲めますネ。もちろんノンアルコールも用意してあるので、お子さんもバッチリです。
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さて、先ずはハイ・サワーのレモン味を戴きましょう。焼酎は金宮で450円でした。この懐かしい栓抜きがスバラシイですね。
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さて、たこ焼は3個から焼いてくれます。伊郷さんのイチオシは、なんとベーコン焼とのこと。こちらは、3個270円、6個だと500円でした。とっても良心的な価格設定ですネ。
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味付けは基本のソース味。しかもオタフクソースです!それにマヨネーズ、からしマヨネーズをプラス出来ます。他にもしょう油味、しょう油わさび、しょう油マヨやケチャップ味なんかも有りますよ。
お客さんのリクエストで色々と増えていったみたいですね。 -
おっ、一粒がデカいなぁ!
さぁ、お待ちかねのベーコン焼です。こちらでは、作り置きは一切せずに注文を受けてから焼いていきます。焼き方は関西風で外はカリッと、中はふわっとしていて、トロットロです。生地がとってもクリーミーで何個でも食べられますネ。お店のキャッチフレーズも「うまい!やすい!でかい!」だそうで、こちらもお客さんの要望に応えていったら、いつの間にかこんなにデッカくなったとの事でした(笑)
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こちらはたこ焼きのしょう油味です。荒削りのかつお節に黒胡椒がバッチリと効いてます!
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さぁ、カンパ~イ!!
日が暮れるとともに仕事帰りのご常連さんも集まってきましたヨ。みなさん、勝手に冷蔵庫から缶ビールを取り出してカンパイしています。
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雑誌やテレビでも紹介される伊郷さん、この10年ですっかり洗足池の名物おじさんになっているそうです。此処に集う方々は、みなさんご近所さん。「この辺は人口の割に面白い人が多いんです。そして、人よりも洗足池のコイの方が数が多いんですよ(笑)」たこ焼も大変美味しいんですが、ご主人の軽快な会話の方が面白くって酒がススんでしまいます。
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おや!類さんも来てました!
人気番組「吉田類の酒場放浪記」にも登場したんだそう。伊郷さんに伺うと類さんの友人で朝日新聞社の編集委員・小泉信一さんが「笛吹」のご常連さんとの事でした。
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そんなご縁から加山雄三さんの「若大将のゆうゆう散歩」や舞の海さんの「ぶらり途中下車の旅」などにも出たんだとか。 皆さんも是非、ぶらり池上線の旅をしながら洗足池で途中下車して、アットホームな「笛吹」で美味しいたこ焼と伊郷さんの軽快なトークを楽しんでみて下さい。僕も次回はえび焼やチョコ焼を頼んでみるとしよう。