東京都港区赤坂6-13-19

-
この日は、地下鉄乃木坂駅を降りて赤坂へと歩いてみました。目指すは「銀座ふくよし」から独立した「銀座ふくよし 赤坂店」です。
-
赤坂にもこんな昭和な路地が!!
赤坂TBSの巨大なビルへと向かう通りから一歩入ると、どこか懐かしい路地が有ります。此処には知る人ぞ知るフレンチの名店「コム・ア・ラ・メゾン」が在ります。ボクも記念日や誕生日によくお世話になったナァ。
-
赤坂の一角に佇むたこ焼き店で味わう、出汁の旨みが際立つたこ焼き!!
そのフレンチの名店の真向かいに店を構えるのが此処「銀座ふくよし 赤坂店」です。本場・大阪の味を楽しめると評判のこのお店は、たこ焼き好きにはたまらない一軒。たこ焼きというと、ソースやマヨネーズがたっぷりとかかったものを思い浮かべがちですが、ここには少し異なるスタイルのたこ焼きがあるんです。
-
清潔感溢れる店内は、小さいながらも心地良くイートインが出来る空間ですネ。赤坂で働くビジネスマンから親子での家族連れなど多くのお客さんが訪れています。
-
飲み物も充実していますネ!さて、何を飲もうかな?
-
 そして、角ハイボールをチョイス!赤坂でこのサイズ!しかも540円は実にスバラシイ値段設定ですネ。
-
ちくきゅう」って何だ!?
たこ焼きの前におつまみを戴きましょう。そしてこんな酒の肴を見つけました。その名も「ちくきゅう」(580円)です!!これは塩もみしたキュウリを丸ごとちくわの穴に詰めたもので、この断面がバエるんですネ。ちくきゅうの本場高知では、これ専用のちくわが売られているんだとか。ハテ? それにしても酒に合うんだナァ。
-
おぉ、たこ焼きも充実してますネ。どれを頼んで良いか悩んでしまいます。
-
悩んでいると壁にインパクト大のPOPが目に飛び込んできました。何と自慢のたこ焼きが4種類が盛られてるんですヨ!!
-
そして、お待ちかね「ふくよし祭り」(790円)の登場です。店主イチオシの「そのまんま」に「ぜんぶのせ」「ねぎぽん」、そして「ねぎ塩ダレ」がワンプレートに4役揃い踏み!!
-
そのまま食べて美味しい「そのまんま」!!
まず試したいのは、店の看板メニュー「そのまんま」です。このたこ焼きの特徴は、何もかけずに食べること。生地にたっぷりと練り込まれた鰹だしの旨みが際立ち、一口目から出汁の風味がふわっと広がるんですヨ。特に、築地の老舗・秋山商店と大橋商店の鰹節を使用していることもあり、風味の豊かさが格別。さらに、たこには福島県の加工業者から仕入れたアフリカ産の蒸しだこを使用。普通の茹でだこよりも瑞々しく、弾力のある食感が楽しめます。素材の良さを活かしたシンプルな味わいは、まさに「何もかけなくても美味しい!」たこ焼きでした。
-
こちらの「ねぎ塩ダレ」は、九条ねぎの香ばしさと塩ダレのシンプルな味付けが特徴的でした。さっぱりと食べられて、次回もマストかな!
-
店主の伊與部 硯市さんは「銀座ふくよし」(本店)で長らく店長を務め、9年前よりこの赤坂店を自分の店として独立させたそうです。奥様と二人三脚で営む姿は、実に微笑ましかったナ。
-
大阪の味を感じる「牛すじ焼き」
続いて、「牛すじ焼き」を注文。トロトロに煮込まれた牛すじと九条ねぎをたっぷり使用した、関西らしい一品だネ。牛すじのコク深い旨みと、九条ねぎの香りが絶妙に調和し、たこ焼きとはまた違った味わいが楽しめるんです。これはお酒との相性も抜群で、一緒に頼んだ3冷ホッピーがどんどん進んだナァ。
-
次回絶対に挑戦したい「チリマヨパクチー」
メニューを眺めていると、他にも気になる味がいくつもありました。特に「チリマヨパクチー」という、エスニックな風味が楽しめる一品を発見!大阪のたこ焼きとパクチーの組み合わせがどんな味になるのか、興味をそそられますネ。また、この店のもうひとつの人気メニューが、小さないなり寿司「こいなり」です。たこ焼きと一緒に軽くつまめるサイズ感で、甘めの味付けが絶妙とのこと。出汁の効いたたこ焼きを食べた後の〆にもぴったりでしょうネ!
-
こちらのお姉さん、実はこれからハワイでたこ焼き屋さんを開業しようと奮闘しています。この日もこれから此処でたこ焼きの修行だそうです。頑張って、実現させて下さいネ~!!
-
「銀座ふくよし 赤坂店」は、本格的なたこ焼きを気軽に味わえるお店でした。特に「そのまんま」は、たこ焼きの概念を覆すような一品で、出汁の旨みを存分に楽しめる味わいだったナ。定番のたこ焼きから個性的なアレンジメニューまで揃い、何度でも訪れたくなる魅力があります。赤坂でたこ焼きを食べたくなったら、ぜひ立ち寄ってみてはいかがですか?
