東京都港区新橋3-22-2 つるやTKビル 2F

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ゴールデンウィーク直前の新橋駅では、続々と人が出てくるネ。夕方6時でもすっかり日が長くなり、まだ明るいナァ。この日は駅から程近いたこ焼屋さんを目指します。
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おっと、すっかり通り過ぎてしまうところだったナァ!
新橋駅前のSL広場から烏森口を抜けて、新橋西口通りへ。駅から3分ほどのところの雑居ビルの2階に店を構えるのが、「蛸家 新橋店」です。ご覧の通り、小さな入り口の周りにビッシリと飲食店の看板が飾られているので、路上の行灯を見つけないと通り過ぎてしまいそうになりますネ。
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エレベーターに乗り2階の扉が開くと、もういきなり店内なんですネ。店内は壁いっぱいにポスターや品書きが貼られていて、その雑多感がどこか懐かしい大衆酒場のおもむきを醸し出しています。
左側の厨房前には4人掛けのカウンター席、そして大小のテーブル席があり、30人近くは座れそうな感じです。そして、どのテーブルにも「ご予約席」の札が置かれていました。この日は飛び込みで入ったのですが、タイミングが良かったみたいです。
聞けば、いつも開店と同時に予約のお客さんで満席になってしまうんだとか。 -
ハテ、この黄色いものはなんだろう?
席に着くとスタッフのお姉さんがおチョコを持ってきました。この黄色い飲み物はどうやらウコンみたいですネ!酒を飲む前に肝臓をいたわって欲しいという心遣いなんです。こう言うさりげないサービスが人気の秘密なんですね。
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たこ焼き居酒屋と名打つだけにお酒の種類も充実しています。何から始めるか悩んでしまいますね~!
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そして、一杯目に選んだのはレモンサワーです。お酒と同時にやってきたのは「おかんのポテサラ」で、大阪のオカンが家で作りそうなホッとする懐かしいポテトサラダですヨ!!この店はたこ焼きの前の一品料理もとっても充実しています。
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このポテサラの他に「長いもたんざく」や「砂肝揚げたん」なんて、つい頼んでみたくなるネーミングの料理がズラリ。ちなみに砂肝は、まるでビーフジャーキーのような食感と味わいです。
また、「タコさんウィンナー」といった昭和の懐かしいアテも有るんですネ。 -
この濃厚なソースはなんだッ!!
さぁ、やってきました焼きたて熱々のたこ焼きです!こちらは、大阪ならではの「どろソース」なんですヨ。野菜や果実、香辛料がブレンドされている秘伝の辛口ソースです。
そして、此処「蛸家」さんでは、たこ焼きも4個と8個から選べるので、たくさんの種類が食べられるのもウレシイですよネ。
ちなみに4個で420円(外税)は実に良心的な値段設定です。 -
お次の酒は、角ハイボールにしてみました。ビールだとスグにお腹がパンパンになってしまうので、サワーやハイボールにして色んな種類の料理を堪能したいんです。
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おっ、タコもデッカイぞ!!
さすが大阪名物のたこ焼きを提供しているだけに、中に入ってる蛸も大きいですネ。こちらのたこ焼きは、大阪の味なので、中がふわふわで出汁の味が効いています。
王道のたこ焼きの他、関西風の出汁に生姜を効かせた「おだし」や田楽味噌をベースにしたピリ辛な「味噌でんがな」といったこの店ならではのオリジナルなたこ焼きもたくさんあります。 -
コレコレッ!これを待ってました!!
種類豊富なたこ焼きメニューの中でも一番人気なのが、この「ねぎぶっかけ」です。店自慢の関西出汁醤油をベースにした特製ダレとたっぷりと乗った九条ねぎが、そのままでもウマいたこ焼きの味を何倍にも引き立てていましたヨ!!
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九条ねぎのシャキシャキ感とパンチの効いた出汁醤油の絶妙なコンビネーションに思わず唸ってしまいました。あぁ、お酒も美味しかったし、この店が予約でいっぱいなのも十分に頷けまっした。次回は他のたこ焼きにチャレンジしてみましょう!!ご馳走様でした。
